2018年5月9日

【ビジネスマン向けワイン講座】これからの季節におすすめのロゼワインとは

今回ご紹介するのは、白ワインでも赤ワインでもない「ロゼワイン」です。日本ではまだあまり知名度が高くないですが、桜の花びらのようなほんのり色づいたロゼの色合いは、パーティーやイベントでは大人気なんですよ。

 

皆さんはロゼワインを飲む機会はありますか?

日本人の春のイメージカラーというとピンクや桜色がきっと多いですよね。そんな春に人気がでるのが、まさにロゼワイン。

日本ではまだまだ認知度も低く、食卓に登場する機会が少ないロゼですが、このシーズンはその華やかなピンク色が季節感を演出してくれるため、お店でもイベントでもここぞとばかりに売れっ子になります!そして、そこで驚くのが種類の幅広さ。今回は、そんな知ると面白いロゼワインについてお勉強してみましょう。

◆ロゼワインはどうやって造られるのか?

英語表記するとroseですが、もちろんローズから造られるわけではありませんよ!

以前の記事で白ワインと赤ワインの造り方の違いをお話ししましたが、簡単にいえばロゼワインはちょうどその中間といえます。原料となるブドウはその綺麗なピンク色を出すために、「赤ワインで使われる黒ブドウ」を基本使用します。
そして、発酵の段階でほどよく果皮の色が付いたらそれらを抜いてしまい、そのあとは白ワイン同様に果汁だけを発酵しワインが完成します。

この原理から、赤ワインの複雑味や渋みもほんのり感じながら、白ワインのようにフレッシュでフルーティーな味わいが楽しめる、両方の特長を合わせもった万能ワインとなるわけです。

◆おすすめのロゼワイン

歴史の長いロゼワインは、現在も世界各地でおいしいロゼワインが造られています。かつてヨーロッパの貴婦人方のために造られた『ロゼシャンパーニュ』は、女性に人気が高く、プレゼントにもパーティーやデートで場を華やかに演出するのにもオススメです。

また、フランスには『三大ロゼワイン』と呼ばれる、特徴的な三つのタイプのロゼワインがあります。一つ一つご紹介しましょう。

・しっかりコクのあるローヌ地方の「タヴェル・ロゼ」

・ほんのり甘味を感じるロワール地方の「ロゼ・タンジュ」

・リゾート地で有名な南仏プロヴァンス地方の「プロヴァンス・ロゼ」

プロヴァンス・ロゼは色が薄めですが、すっきり爽やかで魚介類にもあう、まさに海沿いをイメージするような味わいです。プロヴァンスに近いコルシカ島というところでもロゼワインを造っていますが、そちらも塩味が少し感じられるお食事にぴったりなロゼなので、見つけたら試してみると良いでしょう。

これだけでもロゼワイン違いがよく分かりますが、ちょっと個性的なもので、アメリカで造られる「ホワイト・ジンファンデル」があります。ホワイトとみると白ワイン?と思いがちですが、アメリカでは、ロゼワインに使われる黒ブドウ品種の名前の前に“ホワイト”とつけて呼ぶことがあります。欧米らしく甘味の強いタイプです。

このように種類も味わいも様々ですが、一様にして白ワインにはない複雑さ、赤ワインよりも飲みやすいフレッシュさがあるので、幅広いお料理にも合わせられます。色合いを見ているだけでもうきうきするロゼワイン、ぜひこの新緑の季節に試してみてくださいね!