2018年5月11日

名画で学ぶ英語表現 トゥルーマン・ショー(第二回)

ジムキャリー主演の「トゥルーマン・ショー」を題材にした第二弾です。今回は“And the last thing I would ever do...is lie to you.”こちらのフレーズをピックアップ!仮定法の使い方は難しいですが、使えるようになると一気に「こなれた英語」になりますよ。

「トゥルーマン・ショー」(原題:The Truman Show)1998年
監督 ピーター・ウィアー
主演 ジム・キャリー

●STORY
ジム・キャリー演じる銀行員トゥルーマン・バーバンクは、シーヘブンという島で、綺麗な妻と平凡だが幸せな生活を送っている。ある時、幼少の頃に死別していた父親に町で再会した辺りから、周囲の奇妙さに気がついていく。非常に斬新なストーリー設定と強いメッセージ、そしてジム・キャリーの熱演が本作を他にはないものにしている。映画に込められたメッセージは観る人によってその受け取り方が異なるだろうが、いろいろなことを考えさせられる作品。ゴールデングローブ賞をはじめ、様々な賞を受賞している。

●英語のレベル:映画の設定そのものによるため、セリフがそれぞれ短く明瞭に発音されていて、とても聞き取りやすく、英語学習初心者にもわかりやすくオススメ 難易度★☆☆

<Pick upフレーズ>
すべてが信じられなくなったトゥルーマン。そんな彼に親友マーロンが語りかけるシーン。
“And the last thing I would ever do…is lie to you.”
(君には絶対に嘘はつかない)

今回取り上げる表現は、lastを使ったもの。直訳すると、意味がよくわからないこともあるので、ひとつずつ丁寧に見ていきましょう。

The last thing 最後のもの、こと
I would ever do 私がするであろう
(to) lie to you あなたに嘘をつくこと
直訳すると、私がするであろう最後のことは、あなたに嘘をつくことだ
→つまり、私は決してあなたに嘘をつかない となります。

このwouldは、しないけれど、もしするとしたら、といういわゆる仮定法の形をとっています。

似たような表現がいくつかあるので、見てみましょう。

Lisa is the last person to do such a thing.
リサは、そのようなことをする人ではありません。
He is the last man who would neglect his duty.
彼に限って自分の義務をおろそかにするようなことはないでしょう。

昔出てきましたね、仮定法。何だっけ?と思った方に、簡単に説明しますね。
仮定法には、仮定法現在(現在の事実に対する仮定)と
仮定法過去(過去の事実に関する仮定)
があります。

今回は仮定法現在の例文をひとつ。
I wish I could fly to Hawaii right now. 今すぐにハワイに行けたらいいのに。
現在の事実:行きたいけれど、今すぐにハワイに行けない
現実は行けないけれど、行けたらなあ、というニュアンスを、canの代わりにcouldを使うことで表現しているのです!

少しチャレンジングな仮定法ですが、こんな用法もさらっと使えるように練習していきましょう!