2018年5月15日

【TOEIC勉強法】英語リーディングの理解力を鍛えるおすすめ勉強法 関口雄太 TOEIC850点

英語の勉強を進める中で、英文を読むスピードがナメクジみたいに遅いことが私の最大の課題でした。私のようにリーディングスピードが遅くて悩んでいる人もいるのではないでしょうか?リーディングの学習は英語の4技能(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)全体に関係するスキルだと気づいてから、英文読解の勉強に気持ちが入るようになりました。今回は、私が効果があったと感じるリーディングの方法についてご紹介いたします。

◆全技能に関わるリーディング力

リスニングはリーディングと同じインプット作業なので、理解力が基礎になることは言うまでもありませんが、ライティング・スピーキングの情報発信を発信する技能においても根幹はリーディングです。

例えば、国際関係の時事について意見を述べようと思えば「経済制裁」を”Economic sanctions”と表現することは辞書を引くだけでわかりますが、「経済制裁を加える」を”Impose economic sanctions”と表現することや論理を補強するために”Hence, we would like to reinforce”と表現を使うことはリーディング学習をしていないと知り得ません。そして、リーディングで知った表現はそのままライティングやスピーキングで流用できます。

つまり、リーディング力をきちんと身につければ、インプットの理解力と合わせて、アウトプットであるライティング・スピーキングの力を伸ばせます。英語力の土台となるリーディングに必要な基礎知識と訓練方法について確認していきましょう。

|日本人は英文読解が得意とされている

「日本人はリーディングのスキルが他の国の人よりも優れている」と言われたら実感がわくでしょうか?

自分で英文読解スキルが高いと思っている人は少ないでしょう。ですが、日本の教育ではリーディング中心に教えられていると言っても言い過ぎではありません。例えば、大学受験に必要とされる英単語の数は4000語程度とされています。必須単語だけで言うと半分の2000語ほど。

ビジネスや海外留学に必要な英単語の数は1万語程度と言われます。「ビジネス英語」と言っても専門分野によって必要とされる英単語は人それぞれなので、基本的な部分はもっと少ない単語数で十分でしょう。英文法においても大学受験の英文法さえ理解できれば、問題ありません。

外交官として国際関係の最前線で活躍していた佐藤優さんが2011年4月20日号『SAPIO』の記事で、「英語学習は高校レベルを習得していれば英語圏での日常生活に支障がない」とした上で、「日本の学校で学ぶ英語は国際的に見ても良くできた内容なので、高校レベルに追加して5000語覚えれば大学の授業にもついていける」と言及しています。

リーディングを伸ばすためには、まずは大学受験レベルをマスターすることが大切です。リーディングの基礎力は中学・高校レベルの英語にあると覚えておきましょう

|リーディングスキルを向上するための学習法


ある程度の語彙も覚えリーディングの基礎をマスターしたあとは、実際に英語の文章を読むことで読解力をあげていきます。

英文読解のトレーニング方法は「英字新聞を読む」「SNSで外国人と英語でやりとりする」など手段は様々です。英語を使う場面によって訓練方法も異なってきますが、ここでは誰でも実践できる効果的なリーディングの訓練方法を紹介します。

||英語・日本語を同時並行で読む

英語と日本語の両方を掲載した本を読み込む学習法は効果的でした。英語で書かれた文章を読み込む練習も効果的ですが、母国語と外国語を比べながら読むとリーディングの精度を上げられます。

脳科学者茂木健一郎さんも日英両方の言語で読書することで、英語の基礎を鍛えたと折に触れて紹介しています。

「バイリンガル版」「対訳」などで検索すると様々な本が出てきますが、どれを選べばよいか迷ったら「講談社バイリンガル・ブックス」が出版している書籍が良いでしょう。多岐にわたるテーマで日英対訳を扱っています。

英語を読んであと日本語を読むだけで、英文読解のトレーニング効果を実感できます。英語の基礎力がついていない段階で対訳本を読んでも効果を実感しづらいですが、文法と単語の基礎を習得した段階で読むと英文構造が把握しやすく、弱点も見つけやすいのです。

さらに理解力を深めたい場合は、読んだ文章の要約を英語で書くと、文章の主張を把握できるようになります。ただし、要約の訓練をする場合は添削をつけてもらうと効果的なので、大学の授業やマンツーマンの英語レッスンを受講している場合にチャレンジすると良いでしょう。

|まとめ:英語リーディングスキルは基礎力と読解訓練で伸びる


英文を読むスピードがなかなか上がらず、苦労している人も多いでしょう。ですが、私の場合は高校までの英語を復習してから、対訳本を活用することでレベルアップできました。

読解基礎力となる高校レベルの単語、文法をマスターしたあとに英文を読むと、文法構造が把握しやすくリーディング精度がアップすることを実感しやすいです。

リーディングはリスニング、ライティング、スピーキングの土台となる理解力を鍛えるスキルなので、コツコツと学習を続けて英語の総合力をアップしましょう。