2018年4月4日

【TOEIC勉強法】ラッド順子 (英国在住 TOEIC950点以上)〜リーディング編〜

日本と英国の大学院を修了後、英語教授法資格(TESOL)とTOEIC950点を取得し、現在英国在住のラッド順子が、「効果的なリーディングの勉強法ベスト5」についてを解説いたします。全てご自身の経験の中で効果を感じたものばかりです。

 

【英語のリーディング力を伸ばす!オススメ学習法ベスト5】

自分の好きな領域のリーディングは、楽しいものです。でも、ちょっと苦手な分野や量が多くなると圧迫感やプレッシャーが大きくなります。リーディングは、語彙力がつくと楽になってきます。多くの単語やフレーズを日本語に訳さずに、英語で理解できるレベルになるとスピードも上がってきて、楽しくなってきます。

今回は、リーディング力を伸ばすために効果が上がったと私が感じる学習法を5つ紹介します。

語彙力がある人は得をする!だからまずは語彙力をつけよう

実際の会話でも、英語能力判定試験(例、TOEIC)でも、語彙力のある人は得をします。様々な分野で円滑なコミュニケーションをとるためには、各分野で頻繁に使われる語彙を習得することが必要になります。
文法が間違えていても語彙が多ければ通じてしまったり、長文だって単語の意味さえわかれば、何となく意味を推測できることも多いですよね。そういう意味で、語彙がある人は「得」なのです。それでは具体的に、語彙を増やす方法をご紹介します。

(1)語彙にアンダーラインを引く

読み物を読みながら、わからない単語や意味の曖昧な単語にハイライトまたはアンダーラインを引きましょう。そして一つのパラグラフ又は1ページ読んだ後、わからない単語を辞書で調べます。その単語の意味がわからないと文脈がつかめない場合は、途中で調べてもいいでしょう。

タイミングのいいところで調べた単語を単語ノートに書き写します。その時に音声つきの辞書を使うと発音も一緒に学習することができるので効率的です。自分が読んだストーリーの中に出てきた単語は、単語帳でランダムに覚えるよりよほど記憶に残りますよ。

 

(2)英作文やブレインストーミングをする

単語帳を作りは少し時間がかかりますが、その単語の他に、「形容詞」「名詞」「動詞」なども一緒に記載しておくと後で役にたちます。例えば、dryを調べた場合、形容詞のdryish, 名詞の dryness も一緒にメモしておきます。

隙間時間を利用して、単語帳の単語を使って英作文をしてみたり、ブレインストーミングしてみたりするのも良いでしょう。ブレインストーミングのやり方は、例えば、Dryから想像できる単語やフレーズを並べていきます。”Wet” ”Hot” ” Dryer” “Humid”, “Dry skin”等、考えつくものをノートに書いていきます。

一つの単語を覚えてそこから派生させていく方法だと、簡単に語彙を増やしていけますよ。

 

(3)似ているスペリングや発音を持つ単語のリストを作る

似ているスペリングや発音の単語は、厄介です。特に、TOEICのような試験では、よく出題されます。例えば、”Affect” “Effect” “Desert” “Dessert” “Personnel” “Personal” などです。

試験を受ける場合には、過去問をよく分析して、似た意味の中でも特に使われる単語を覚えることに集中してください。類語もどうしても気になる場合には、TOEIC頻出単語をまずクリアしてから、広げていきましょう。

(4) 自分のレベルに合った読み物を選ぶ

英語の本を読むときに一番大切なことは、「自分のレベルに合った読み物を選ぶこと」です。ついつい自分の目標点数に近い、難しめの本を選びがちですが、それだと効果はあまり得られません。

どの読み物が自分に合っているのかわからない場合は、1ページに目を通してみて、わからない単語が23語程度であれば自分のレベルに合っていると判断してよいでしょう。最初から、タイムズ等のレベルの高い読み物に挑戦しても途中で嫌になってしまうことがあります。タイミングを見てレベルを上げていくことをお勧めします。

 

TOEICの試験対策には、ビジネスや日常会話で使われる単語やフレーズがよく使われている読み物を選んだ方が効率的でしょう。私が使用したPenguin Readersは、レベル1からレベル6に分かれていて、レベル毎にヘッドワード数が異なります。レベル6の上級者用では、ヘッドワード数が3000語となっています。CD付きですので、発音やリスニングの練習にも役に立ちます。

(5)インターネットでニュースや情報を読む

インターネットにアクセスすると、どこからでも簡単に様々なニュースや最新情報を英語で読むことができます。ニュースは、毎日更新されるので、様々な単語やフレーズに出会うことができます。時事問題にも詳しくなり、会話のネタとしても使えるのでまさに一石二鳥の学習法です。

英語記事は、同じ単語を繰り返して使うことを避け異なる単語で表現されていることが多いので、一つの記事を読んだだけでも、同じ意味の多くの語彙を学習することができます。CNN BBCでは、コンピュータ、ビジネス、経済、料理等の分野に分かれているので、容易に興味のあるニュースを選ぶことができますよ。

記事は、慣れてきたら、スピードを意識して読むようにしてみましょう。少しずつ早くなってきますので、焦らず、楽しみながら学習してください。

 

英語のリーディング力を伸ばす5つの学習法は、いかがでしたでしょうか。今回紹介した方法の中から、自分に合った方法をぜひ試して見てくださいね。