2018年5月29日

【TOEIC勉強法】リスニングとリーディングは繋がっている!? 鞠ようこ TOEIC850点

TOEICを初めて受けたとき、リスニングの意味不明さにパニックに陥ったわたしは、リスニングにとても苦手意識がありました。勉強を始めた当初は「とにかく耳を英語に慣らさなくては」と思い、リスニング教材をひたすらイヤホンで聴いており、今でもその時聴いていたBBCのニュース教材の内容を覚えているほど。しかし思うようにスコアが伸びず悩む日々でした。 そんなある日、ふと気がついたのです。 「英語の音声が聞き取れるようになっても、英文や選択肢の意味が瞬時に判断できなければ問題は解けない」ということに。確かに、ただ聞き取れるだけではダメなんですよね。今回は私が生み出した勉強法についてご紹介します。

■音声をたくさん聞くのは大切だが、それだけではスコアは伸びない

TOEICでは英文は一度しか放送されません。そのため「英文を音声として聞き取る」という訓練だけでなく、「耳から入った音声を瞬時に理解する」という訓練も行う必要があります。

「”You should ~”って女の人が言ったから、えーっと…」

などというように、放送された英文の意味をゆっくり考えている暇はないのです。

リーディング(読解問題)の勉強法として「ネイティブスピードの音声を聞きながら英文を読み、理解する」ことが必要ですが、これはそのまま「耳から入った英文を瞬時に理解する」ということの訓練にもなりました。おかげで読解問題が読めるようになるにつれ、リスニングの正答率も上がっていきたのです。

■リスニングの訓練法

とはいえ、リスニングに特化した勉強ももちろん行いました。以下にご紹介します。

・音読

耳から入ってくる音と文字をできるだけ一致させるように、音声を流しながら何度も繰り返し音読練習をしました。注意すべきことは、英語の「強弱リズム」。強く読まれているところ、弱く読まれているところを意識することで、強く読まれる重要な情報を中心に聞き取りができるようになります。

・書写(ディクテーション)

音読を繰り返し行ったあと、その英文をできる限り書き起こしました。音と綴りの確認だけでなく、ライティングやスピーキングの練習にもなります。

・シャドーイング

シャドーイングとは、耳にした音声に少し遅れて英文を音読することです。繰り返すことで英語の強弱アクセントやリエゾン(単語同士の繋がり)に慣れ、リスニング力が大きくアップしますよ。

■場面や言い回しに慣れる



特にTOEICでのスコアアップを狙うのであれば、TOEIC準拠の問題集を多く解いて、TOEIC独特の問題形式や頻出場面に慣れることがとても重要です。特に気を付けるべきなのは、以下のように、質問に対して直接的な返答をしていないタイプの問題。

A:明日の午後町へ買い物に行かない?
B:天気予報では雨らしいよ。

従来の英語の試験であれば、Bは、「うん、行こう」か「いいや、行かないでおこう」のように、Aの問いかけに対して直接的な返答をします。しかし、最近の試験は、実際のコミュニケーションの場面に沿った会話を出題するようになっているので、Bの返答のように、間接的に「やめておこう」と伝えるような選択肢が正解になることもあります。

英語、特にTOEICや英検では「リーディング」「リスニング」と分けて対策をする人が多いですよね。しかし、当たり前ですが、どちらも根っこは同じ「英語を理解すること」。独立して考えずに、どちらの能力も上手く向上させられるような勉強をすることで、効果的にスコアアップをはかることができましたよ。