2018年5月21日

【名画で学ぶ英語表現】 トゥルーマン・ショー 3回

ジム・キャリー主演の人気映画「トゥルーマン・ショー」からのピックアップ第三弾。今回はかなり固めの表現をご紹介します。経済情報などきちんとした場面でも度々使われる言い方ですが、こういうフレーズを使いこなせるとかっこいいですよ!

「トゥルーマン・ショー」(原題:The Truman Show)1998年
監督 ピーター・ウィアー
主演 ジム・キャリー

【STORY】
ジム・キャリー演じる銀行員トゥルーマン・バーバンクは、シーヘブンという島で、綺麗な妻と平凡だが幸せな生活を送っている。ある時、幼少の頃に死別していた父親に町で再会した辺りから、周囲の奇妙さに気がついていく。非常に斬新なストーリー設定と強いメッセージ、そしてジム・キャリーの熱演が本作を他にはないものにしている。映画に込められたメッセージは観る人によってその受け取り方が異なるだろうが、いろいろなことを考えさせられる作品。ゴールデングローブ賞をはじめ、様々な賞を受賞している。

【英語のレベル】:映画の設定そのものによるため、セリフがそれぞれ短く明瞭に発音されていて、とても聞き取りやすく、英語学習初心者にもわかりやすくオススメ
難易度★☆☆

◆◇Pick upフレーズ◇◆
作品後半、テレビインタビュアーが、トゥルーマンの人生そのものを24時間放映するという全世界的リアリティ・ショーについて、番組プロデューサーのクリストフに質問するシーン

The show has generated enormous revenues now equivalent to the gross national product of a small country.
(番組の今までの収入は、小国のGNPに匹敵するとか)

ちなみにこれに対するクリストフの返答は、「番組スタッフも小国の人口並み」とのこと。映画内の架空の番組とは言え、莫大なスケールに度肝を抜かれます。

<Pick up フレーズの解説>
今回は、少し固い表現に挑戦してみましょう!まず、文章全体を見ると、
<主語>=the show
<述語>=has generated

「番組は、生み出してきた」→ 何を?というとenormous revenues(莫大な収益)です。そして、now以下の部分は、すべて先述のrevenuesを説明しています。

gross national productは、国民総生産(GNP)ですね。
ちなみに、GDPは、gross domestic product(国内総生産)です。

generateには、発生させる、生み出す、(電気・エネルギーなどを)起こす、(考えなどを)引き起こすという訳があります。

generateの例文)
His proposal generated much discussion.(彼の提案は、多くの議論を生み出した)
These power plants are generating electricity.(これらの発電所は電気を生み出している)

次に、equivalent to~を見てみましょう。~と同等の、~に対応する、という意味です。

equivalent to~の例文)

One dollar is equivalent to 107 yen now. (現在、1ドルは107円に当たる)
There is no English word exactly equivalent to ‘Wabi sabi’ in Japanese.
(英語には、日本語の「わび、さび」に完全に相当する単語がない)

今回は、少し固い表現を取り上げてみましたが、経済などのニュースでも頻繁に出てくるものなので、少しずつ慣れていけるといいですね。このコラムでも、柔らかい表現、固い表現、いろいろと紹介していきますので、映画を通して身につけていきましょう!