2018年5月24日

【ワシントンDCだより】

今回ご紹介するのは、ワシントンDCにあるメジャーリーグのチーム「Nationals(ナショナルズ)」。日本での知名度はあまり高くありませんが、過去には日本人選手もが在籍したことも。メジャーリーグの観戦と盛り上がりは格別です!

アメリカの4大スポーツといえば、アメリカンフットボールにアイスホッケー、バスケットボール、そして日本でも人気のベースボールです。イチロー選手やマーくんなどの活躍を耳にして、「一度はメジャーリーグの試合を観戦してみたい!」と思う方も多いでしょう。

実は、ここワシントンDCもメジャーリーグのチームを擁しています。その名もNationals(ナショナルズ)。ナショナルズに所属したことのある日本人選手は1人しかいないため(大家友和選手が2001−2005年に所属)、日本人にはあまり馴染みのないチームかもしれません。

Nats(ナッツ)という可愛らしい通称で親しまれるこのチームですが、実はナショナルリーグ15チームの中で唯一、ワールドシリーズに出たことがないという悲しい経歴を背負っています。しかし最近は、リーグの東地区優勝まで勝ち進むことが増えており、そろそろ悲願のワールドシリーズ出場を決めてくれるのではないかと密かに期待しているところです。

このナッツの本拠地であるナショナルズ・パークは、地下鉄のNavy Yard駅から徒歩ですぐ。交通の便の良さも素敵ですね。駅から球場に向かう道はもうすでに、チームカラーの赤、赤、赤。

手荷物検査を通過して、入場します。

球場に入る前に、手前のショップでこんな公式グッズを買うと気分も上がりますし、良い思い出の品になります。


余談ですが、つばの真ん中の丸い金色シールは公式グッズの証なので、剥がさないほうが吉です。

さあ、ついに来ました!広い!9月の日差しがこれでもかと芝生を照らしています。いよいよプレイボールです。

 

メジャー選手たちの好プレーに見惚れていると、4回表まであっという間に終わります。
このタイミングで急に視界に飛び込んで来る大きな人影が…。

何も知らないと突然のことにびっくりしますが、よーく見てください。実は彼ら、アメリカの歴代大統領なのです。

これはRacing Presidents(大統領の徒競走)という、ナッツの試合だけで行われる大人気イベント。
写真左から、ウィリアム・タフト(愛称:ビル)、セオドア・ルーズベルト(テディ)、エイブラハム・リンカーン(エイブ)、ジョージ・ワシントン(ジョージ)、そしてトマス・ジェファソン(トム)の5人で飛んだり跳ねたり、こけたり、踊ったり、大騒ぎ。観客は笑いに包まれます。

日本だったら、歴代総理大臣をデフォルメして着ぐるみにしてレースさせるなんてことは、まず考えられませんよね。敬愛の気持ちを込めてこんなことしちゃうあたり、ユーモアが溢れていてなんともアメリカらしいなあと思わされます。

さて、大統領のレースが終わると試合に戻ります。試合の応援の仕方もアメリカらしく、合図の音に合わせてみんなで

”Let’s Go Nats!”
” Nats Nats Nats Hoooo!”

などと叫ぶのです。日本のような気合いの入った応援が好きな人にとっては、少し物足りないかもしれませんが、これはこれで気楽で楽しいですよ。ちなみに私が観戦した試合(2016年)は相手チームがマーリンズだったので、イチローが代打でヒットを打つ瞬間が見られました。

かなり遠くからちらっと見ただけなのですが、「これがあのイチローか…」と胸が熱くなったものです。

野球に興味があるけれど、DCを訪れる日に試合がない…とがっかりしたあなたにも朗報です。ナショナルズ・パークは試合の無い日でも、球場見学ツアーをやっていたりするのです。ぜひぜひ調べて訪れてみてください。