2018年6月1日

【ワシントンDC便り】駅近の穴場!?郵便博物館に寄ってみて

今回ご紹介するのは、ちょっと変わった国立郵便博物館。Union Station駅というDCのターミナル駅の目の前に位置する、圧倒的に行きやすい博物館です。なんと、日本の懐かしいポストも展示されていますよ。

DCのスミソニアン博物館群は、その多くがモール(DC中心部にある国立公園)に位置します。
電車で博物館へ行く場合は、地下鉄のSmithsonian Station駅やL’Enfant Plaza駅から数分歩いて向かう、ということがほとんどです。

しかし今回ご紹介するのは、Union Station駅というDCのターミナル駅の目の前に位置する、圧倒的に行きやすい博物館です。

その名も、国立郵便博物館。
郵便についての博物館なんて、あんまり聞いた事がないですよね。
しかし侮ることなかれ。この博物館、思った以上に楽しめます。

この博物館、展示室はLEVEL1とLEVEL2(地上階)だけで、こじんまりとしています。

まずLEVEL1の中央ギャラリーには、郵便物の配達に使われた航空機(実物)や、鉄道と馬車の模型(実物大)が展示されています。
この航空機、もともとは第一次世界大戦で戦闘機として使われていたものですが、後に職場を変えて、郵便配達の場面でアメリカを支えることになったそうです。
天窓から差し込む光に照らされて、今にも動き出しそうな迫力です。

そしてこの可愛いワンちゃん(剥製)は、オウニーという名前です。

19世紀末に郵便物と一緒に世界中を旅したそうで、日本にも立ち寄ったことがあるとか。

また、世界のポストも展示されています。
日本のポストもほら。

そしてギャラリーを取り囲む各コーナーでは、アメリカにおける郵便の発展の歴史や、現代の郵便の仕組みを学ぶことができます。
とっても雰囲気づくりに凝っているので、ざっと歩いて回るだけでもかなり楽しめるんです。
例えば、むかしむかしの郵便の始まりから説明してくれるBINDING THE NATIONのコーナーは、入口がお化け屋敷のように暗く、木々が鬱蒼としていて少し怖い…。配達員が木々をかき分けて長い道のりを歩き、文字通り必死で郵便配達を行っていたことが雰囲気からも伝わってくるのです。


写真は、BINDING THE NATIONのコーナーで撮ったもの。昔の郵便物が袋詰めにされて運ばれる様子を再現しています。
このコーナーも床が石畳になっていたりして、当時の街中にタイムスリップしたような気分になれました。

そしてLEVEL2では主に、稀少品も含む世界の切手が展示されています。

写真は、特に貴重な切手を展示したGEMS OF AMERICAN PHILATELYの入口。
かの有名な、上下逆さに印刷された航空機の切手(”Inverted Jenny”)もここに展示されています。

中央には、部屋中の引き出しにあらゆる国の切手が納められたNATIONAL STAMP SALONのコーナーもあり、切手収集家の方にとってはまさに夢の空間といえるでしょう。

他にも、好きな使用済み切手を選んで1人6枚まで持ち帰れるコーナーや、自分の写真を撮って切手風の画像が作れるコーナー(出来上がった画像はメールで自分に送る事ができます)もあり、子どもから大人まで存分に楽しむことができます。

いかがだったでしょうか?
広すぎないので全部見て回ってもあまり疲れませんし、また、他のスミソニアン博物館に比べて混んでいないので、子連れでちょっと楽しむにはうってつけです。
観光で時間が空いたら、ここに立ち寄ってみるのもおすすめですよ。