2018年7月10日

【TOEIC勉強法】シャドーイングで3つのことに気を付ければ、リスニング力は向上する

英語の勉強法の一つである、"シャドーイング"を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。この"シャドーイング"、正しく行わないと、うまく効果が出ません。今回は、"シャドーイング"を行う際に気をつけてほしい点を3つご紹介いたします。


シャドーイングとは、英語の音声の後に復唱する学習法です。元々は通訳者が、同時通訳の練習のために用いていたトレーニングだったものが、今では一般の英語学習者にとってもずいぶんメジャーなものになりました。

シャドーイングをするメリットは主に以下のようなものです。

・英語の発音が良くなる。

・リスニング力が上がる。

・英語のアウトプット力が向上する

 

このようにメリットがたくさんあるシャドーイングですが、正しいやり方で行わなければ意味がありません。英語の音声を後から追って復唱するだけという一見シンプルな学習法ですが、効果的な英語学習のために、3つほど気を付けるべきことがあるので、お伝えしたいと思います。


教材選びにこだわる

シャドーイングをする際には、どのような英語の音声を使うかが非常に重要です。発音を鍛えるために、ネイティブスピーカーが話している音声を使用するようにしてください。また、音声のはっきりとしているものを使わないと、復唱が困難になってしまうので気を付けてください。

 

また、シャドーイングは慣れてきたら英語の音声の速度を上げると効果的です。音声を流す機材は、スピード調整ができるものを選ぶようにしましょう。ポータブル音楽プレイヤーを使うと、散歩やランニングの時など、外出中にもシャドーイングができるので時間を有効に使うことができます。


完璧主義を捨てる

これはすべての英語学習に言えることですが、完璧主義的な思考は捨てましょう。シャドーイングは、思った以上に難易度が高いものです。英語に慣れていない初心者がやったら、まず途中で英語の音声に置いて行かれるのが普通です。

 

完璧に復唱しようとは思わずに、たとえ英文の意味が分からなくても、初めの内は最後まで復唱しきることを目標としてください。意味が分からずに復唱しているだけでも、英文の独特なリズムや発音といったスキルは身につくので結果的に英語力の向上につながります。

 

また、英語でのシャドーイングに困難を感じたら、日本語の文章をシャドーイングしてみると良いでしょう。いわば「シャドーイングのためのシャドーイング」をするのです。こちらも、「英語の文章を始めから完璧に復唱できなければならない」という完璧主義的な固定観念は捨てて、ぜひ試してみてください。

 

シャドーイングをする文章をあらかじめ精読しておくのも、初心者の人にはお勧めです。あまりにもシャドーイングができなくて勉強にならないという人は、単語の意味や文の構造を知っている状態でのシャドーイングから慣れていってください。

英語の音声からなるべく遅れて復唱するようにする。

シャドーイングは、英語の音声から復唱するまでの時間が遅ければ遅いほど難易度が上がります。人間の短期記憶は15秒~30秒程度の文章が限界なので、それ以上を超えると、脳は情報を処理しようとします。つまり、頭で単純に記憶していた英文の塊を、理解して脳にストックしなければならなくなるのです。

 

これは大変負荷が強く、難易度の高いシャドーイング法ですが、英文に対する理解力を鍛えるのには非常に有効です。シャドーイングに慣れてきた人は、ぜひ試してみてください。

まとめ

シャドーイングは、想像以上に難しく、奥が深い学習法です。最初はうまくいかないことが多いかと思いますが、継続していくことにより、確かな英語力の向上が実感できるはずです。また、音楽プレイヤーさえあれば、外出中もできるのがシャドーイングの大きなメリットです。まとまった時間が取れない社会人の方なんかにもお勧めなので、ぜひ今回お話したようなことに気を付けて、一度試してみてください。