2018年7月11日

【名画で学ぶ英語表現】最高の人生の見つけ方3

今回は名画「最高の人生の見つけ方」のフレーズの中から、現在分詞の形容詞的用法について説明します。分詞は、文章で会話でもとても頻繁に出てくる表現です。これをさらっと使いこなせると英語上級者になりますよ!

「最高の人生の見つけ方」(原題:The Bucket List)2007年

監督 ロブ・ライナー
主演 ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン

<STORY>
40年以上も自動車の整備工として実直に働き、愛する家族にも恵まれたカーター(モーガン・フリーマン)と、片や見舞いに来るのは秘書だけの、豪腕実業家エドワード(ジャック・ニコルソン)。正反対の生き方をしてきた2人が、入院した病院の2人部屋で隣同士に。共に余命半年と宣告された2人は、「生きているうちにやりたいことリスト(Bucket List)」を作り、それを叶えるために世界中へ冒険の旅に出る。ベテラン俳優2人が織りなすハートフル・ドラマが、観るものの心を打つ。

英語のレベル:比喩表現やスラングなども多少出てくるが、全体的にセリフは少なめで、ゆっくりとしていて聞きやすい英語となっている。特にモーガン・フリーマンの英語は、発音が明瞭で聞き取りやすい。

難易度★☆☆

<Pick upフレーズ>
‘My pastor always says, “Our lives are streams flowing into the same river towards whatever heaven lies in the mist beyond the falls.”’

「私の牧師はいつもこう言っている、『私たちの人生は、ひとつの川に流れこむ小川であり、その川が流れつく滝の向こう、その霞の中に天国が広がっている』と。」

 

◆まず、文章全体を見てみましょう。
全体の主語はmy pastor(私の牧師は)、述語部分はalways says(いつも言っている)ですね。そのあとにその牧師が言った内容が” “で囲まれた部分になります(直接話法)。

“ ”の中は、our lives=streams~という構造です。その先も節がつながっていてます。

◆streamsのあとのflowing into~という形を見てみましょう。
このflowingは、flow(流れる)という動詞の~ing形、つまり現在分詞です。では、どういう役割なのでしょうか?

 

flowing以下は、すべてstreamsにかかって(説明、修飾している)います。つまり、言い換えると、

Our lives are streams which flow (are flowing) into the same river~.(私たちの人生は・・・同じ川に流れ込む小川である)となります。

whichは関係代名詞で、ここでは主語の代わりになります。

 

このように~ing形(現在分詞)には、過去分詞と共に、様々な用法があります。形容詞的用法、補語としての用法、名詞・副詞的用法です。

今回のPick upフレーズでは、streamsを修飾する、形容詞的用法となっています。

 

◆形容詞的用法の例を見てみましょう!
分詞の形容詞的用法には、1)名詞の前にくる場合と、2)名詞の後に来る場合があります。

1)名詞の前に来る場合

a walking dictionary(歩く辞書)
developing countries(発展しつつある国々=(いわゆる)発展途上国)

2)名詞の後に来る場合

a teacher giving a lecture in a class(教室で講義をしている先生)
people jogging around the Imperial Palace(皇居の周りをジョギングしている人々)

 

いかがでしたか?

今回は文法用語が多くて少し大変だったかもしれませんが、「分詞」は、口語でも文章でもよく使われる重要な表現です。いろいろな例文に触れて、慣れていきましょう!