2018年8月10日

【TOEIC勉強法】抽象語を辞めれば英会話はもっと上手くなる

TOEICを学んでいると「ぜひこの勉強をいかしてみたい=外国人と話をしたい」と思うのではないでしょうか。しかしいくら勉強しても、なかなか自分の思ったことが上手く話せなくて苦労している人にはある特徴があります。今回はTOEICの知識をいかしながら会話力を伸ばす方法です。

■言葉に忠実になりすぎない

「英語で話すことが苦手だ」と感じる人の多くは、「抽象的な日本語をそのまま英語に訳して話そうとしていることです。」TOEICの勉強をしっかりして、文法や単語がしっかり頭に入っている人ほどその傾向があります。

 

抽象的な言葉とは、例えば「任意で」「空気を読む」「ノリがいい」「張り切る」「ギャグがすべる」などを指します。

 

抽象語は、日本人同士の会話でも意志疎通の齟齬が生じるほど難しい言葉です。母国語でない英語でそれを用いようとしているのだから、うまくいかないのは当然のことです。

 

今回はそんな抽象語を捨てて、英会話を上達するコツについてお話します。

■コミュニケーションにおいて本当に大切なこととは何かを考える

例えば、「彼は気の置けない僕の友人だ」という言葉を英語で相手に伝えたい場合は、どうしたらよいでしょうか?TOEICの勉強で習ったような「文法的に正しい英語」という発想はいったん脇に置いてください。

「気の置けない」という日本語を直訳すると、「affable」という英語になるので、上記の文を英訳すると、「He is a my affable friend.」という風になります。しかし、affableという単語はあまり一般的ではないのでなかなか浮かばないですよね。

 

そこで一度口ごもってしまう人の頭の中には、「自分の伝えたいニュアンスは正確に伝えなければならない」という考えが支配し一気に無口になってしまいがち。確かに人と人のコミュニケーションにおいて、正確にニュアンスを伝えることは重要ですが、もっと大切なことは「どんな単語であれ、言いたいことを伝えること」。これこそが会話です。

■勉強にとらわれない!もっと簡単な言い回しでok

日本人はどうしても文法から入って勉強をするため「正しい文法を使わねば」と固く考えがち。ましてやTOEICの勉強で文法をしっかりと頭に入れているとなおさらです。ですが、あなたが英語の細かいニュアンスを表現できるほどの英語力の高い人物ならともかく、英語を非母国語とする日本人の多くは、まず何かしらの英語を相手に伝えることから始めなければなりません。

affableという単語は知らないけど、「気の置けない友人である」ということを相手に伝えたい場合は、どうすればよいのでしょうか?簡単です。抽象的なニュアンスを捨て、具体的な簡単な言葉を使いましょう。

 

「気の置けない友人である」とはつまり「すごく仲の良い友人である」ということです。

 

ならば、affable friendではなく、good friendやbest friendでも充分意味は通じるはずです。

 

全文訳すと、「He is a my very good(close)friend」となります。どうでしょう?ずいぶん簡単な文章になりましたよね?抽象的な言葉を具体的にすることで、ぐっと難易度も下がる上に伝えやすくなります。他にも、抽象的な日本語をいくつか簡単な英語に翻訳してみましたので参考にしてみてください。

◆私のギャグが滑った⇒No one laughed at my joke.

◆空気を読む⇒try to understand what other people think.

◆彼女はノリがいい⇒She is cheerful.

このように、抽象的な言葉を捨てるということは、細かなニュアンスを捨てて簡単な言葉で表現するということです。TOEICの様々な長文でもちょっと意味が分からなかったら「これは具体的な表現か?抽象的な表現化?」と一度考えてみてください。

 

ライティングや会話の際には、なるべく難しい抽象語ではなく平易でも良いので具体的な単語を用いることを意識してみてください。簡単な英文であってもスラスラと英語で話せたという経験は大きな自信になり、英会話の勉強のモチベーションをあげてくれます。そういった意味でも、抽象語を捨てて英会話に励むということは効果的なのです。

 

さらにここから一歩進んでちょっと知的な会話をした時、次はTOEICの勉強で培った大量のボキャブラリーやイディオムが会話を深める手助けをしてくれますよ。