2018年9月4日

【TOEIC勉強法】TOEICのリスニングがいつの間にか聞けるようになるには

今回は、映画を使ったリスニングの勉強方法についてご紹介します!英語学習を習慣化するためにも、お好きな映画で実践してみてくださいね。今回は、私が実践した映画もご紹介しているので気になった方は観てみてください。

◾️リスニング力アップに簡単な道などない

「TOEICのリスニングを征服する近道は?」近道を知りたい方はたくさんいると思います。でもそれは銀座通りで100万円の札束を拾うようなもの、つまりそんなうまい話は滅多にないということ。つまり、「なにか木にぶら下がっているものを摘み取ろうというわけにはいかない、地道に耳を通じて英語が分かるようにするしかない」ということを言いたいのです。

でも、それじゃ身も蓋もありません。そこで英語というものをぐんと身近にする道、「これをやっていたら『いつの間にか聞き取れるようになっていた」と言う方法です。それはいい、それをぜひ教えて欲しいという人たちのための、ここだけの話です。

◾️リスニング力は刷り込みによって鍛えられる

まず始めに押さえておいてください。音楽と同じように耳から聞こえる英語は『一過性』で、右から左へ通りすぎてしまう特性があります。耳の力とは、あくまで英語の理解力のこと。リスニングの理解は、黒板から文字や言葉を介して教えられるものではないのです。耳の力は『刷り込み』というプロセス以外に身に付けることはできない、繰り返して聴くことで付いてくる力です。しかし、ただ漫然と繰り返しているだけでは『刷り込み』にならないのです。ここが難しいところですね。それではどうしたら?

◾️「いつのまにか」リスニング力が身についていた方法

これからお伝えするのは、筆者が半世紀の英語歴で身に付けたとても効果的な方法です。ぜひ身に付けて『いつの間にか』の世界へ旅立ってください。

1 余り騒がしくない情感溢れた映画を一本選んでください。勿論英語です。(名作『大草原の小さな家』などはおすすめです。)筆者が高校生の頃、だから1950年代ですが「仔鹿物語」という素晴らしい米画が評判でした。子供と仔鹿の哀歓溢れる作品で、このシナリオ片手に映画館に通いました。


2 その映画を、できれば全体、あるいは好みの部分(20分ほど)を最低10回映しながら、字幕から大筋を理解しながらセリフを追ってください。

3 セリフがつかめたら、自分で口に出して話してみましょう。

a) まず最初は役者さんよりやや遅れ気味に、情感を込めて語るのです。多少の間違いは気にしない!

b)こちらが滑らかに喋れるようになったら、次は役者さんの声に「ぴったり」重ねて語ってみましょう。


不思議なもので、この役者成りきりのメソードは驚くほど効果的です。後年、筆者はキャロル・リードの名作「第三の男」でこれを実践して英語をモノにしました。ちなみに、今でもこの映画のサウンドトラックをmp3でiPhoneに落として、眠りに入るための材料にしています。昨夜はあの辺りから先を覚えていない(つまり眠り込んだ)、今日は『並木』のラストシーンが見られるかな、などと愉しんでいます。今はこの映画、すべての科白を役者と同時に(↑b))語れます。もちろん、巷の英語映画を愉しむのに何のストレスもありません。

◾️まとめ


耳からの英語ということで、TOEICのリスニングを意識して一つのメソードをご紹介しました。言い残したことを一つ指摘して稿を閉じます。英語を耳でとらえるとき、大切なことがあります。英語は日本語以上に句や節を単位に話されるので、耳からの英語を『単語よりは句と節』を単位に聞くことを心がけましょう。Not that I know of などは5個の単語でぶつぶつ一つ一つ分けて聞いては何の意味もないのです。I know nothing about it. では角が立つからだと気づくには手間ひまが掛かるけれど、単語単位を越えて英語が聞こえるようになったら、あなたの英語はすでにTOEICのリスニングはとっくきクリアしていることでしょう。