2018年9月12日

【TOEIC勉強法】文法を攻略する方法

TOEICの文法問題はそれほど難しいものではありません。しかし、TOEICに限って言えば、時間との勝負と言ったほうがよいでしょう。もっと時間をゆったり取って急かさずに丁寧に解きたいと多くの受験生が感じるはずです。なぜTOEICの出題者があんなにもタイトな時間設計にしているのでしょうか。

(1)時代は4技能

日本は歴史的に、「西欧から専門書を輸入して読み、取り入れ、文化を発展をさせよう」という流れが強かったため、教育ではもっぱらリーディングばかり重要視されていました。しかし今や国内外の国際化も進み、リーディング以外の技能も絶対的に必要になってきています。それが4技能、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングです。

TOEICは4技能のうちリーディングとリスニングしかないので、残りの2つは問うていないのでしょうか?もちろん違います。ライティングもスピーキングもできるだけ問おうと努力しています。そのため、スピーキングで必要とされる能力、つまり「パッと正しいことが思いつく、分かる能力」を問うために制限時間をとにかく短くしているのです。会話でのんびり考えていては、とても実践的とは言えませんからね。ライティングに必要な文法も同時に問うことで非常に一石二鳥な出題であるといってよいでしょう。


(2)TOEICにだけ通用する勉強法

文法は非常に奥が深く、本来初学者が簡単に点数を取れるようなものではないはずですが、TOEICの文法問題(part5とpart6)は比較的点数が取りやすいと言われています。なぜなら基本的なことばかりを出題するので、対策もしやすく、過去問の反復練習で点数がとれてしまうためです。

part5はすべて文法に絡む出題ですが、その内訳は単語の使い方を聞く問題が最も多く、およそ10題ほど出されています。これはどちらかというと「文脈にあう単語を選ぶ問題」です。。次に多いのが品詞を問う問題ですが、これも語尾の形の変化の法則性をある程度理解していれば何も怖くありませんね。そのほかに接続詞や前置詞とその違いなどを聞く問題もありますが、そこまで難問ではありません。そのためTOEICでpart5,part6のみを攻略するのであれば市販されている受験参考書でも十分。私もとてもお世話になりました



(3)文法は重要な項目

TOEICではスピーキング能力を問うためにわざと制限時間を短くしているという私の考えは先に述べましたが、対策のために過去問ばかり手に付ける人がとても多いと思います。TOEICはどうしても難易度が低いために時間勝負とミスをしないことが高得点のカギになってしまっています。TOEICは日常生活で使える英語能力を持っているかを問うための試験ですから、決して間違っているとは思いません。ですが英語を学ぼうという意思を持った皆さんにはぜひさらにその先を見てもらいたいと思います。

本当にTOEICで900点以上の高得点を目指すなら、文法はpart5で要求されるよりもっと高度なことまで知っておかねばなりません。

私は「マーフィーの英文法」を熟読しましたが、独学に向いていますし内容も素晴らしいためお勧めします。コミュニケーションとしての英語を最終目標に据えている本ですのでTOEICの理念に一致しています。私は日本語で手に入る初級、中級編を使いました。上級編は英語版しか手に入らず、しかもかなり難しめとのことですのでTOEICでは必要ないと思います。



(4)最後に

今回は「文法」というくくりで書きましたが、実際にはpart5の出題の多くは「語法」というジャンルになります。知識として知っておくべき英語のルール(イディオムなど)は語法といい、概念として理解すべきルール(語順など)が文法というのが正しい使い方です。文法は範囲に限りがあり、おそらく本を一冊でも読み通せば理解でき、身に付くはずです。そのためTOEICで高得点を取る勉強法として、今回は語法について書きました

文法一時、語法一生です。

日本語をしゃべっているのですから英語の文法の理解は誰にでも可能なはずです。

英語ができない理由はとにかく知っていることが少なすぎることにあります。単語でも語法でも文法でも、知らないことはとにかく調べて覚えることをオススメします。