2018年9月26日

【TOEIC勉強法】文法の勉強法

英文法の勉強を避けている人も多いのではないでしょうか。しかし、英文を理解する上で、文の構造を理解するのは必要不可欠ですよね。今回は一番重要な英文法をまとめました。しっかり理解できているか読みながら確認してくださいね。

■はじめに

TOEICの文法の勉強法でこんがらがっている人も多いかと思いますが、厄介なフランス語を覚えた経験からすると実は英文法はとても易しいのです。筆者は外国人に日本語を教えるのに英文法を使います。ですのであまり固く考えずに、勉強に臨んでもらえればと思います。

■英文法の勉強の際の「勘どころ」

易しいとはいえ、マッサージにツボというのがあるように、英文法を自分のものにするには、ここぞというツボをしっかりと抑えるのが条件です。ここがずれてしまうと、まるで理解が異なってきます。

英文法の勘どころは、1)動詞と時制、2)文型、3)修飾と被修飾の関係の三つです。それは他にも大切な単元はありますが、先ずはこの三つを完全に理解し、自分のものにすること。今回はこの三つについて説明いたします。

1. 動詞と時制

動詞に自動詞と他動詞があることは知っていますね。それぞれ完全と不完全があって文型によって使い分けるということも…。その辺りのことは2)文型で触れますので、ここでは動詞の時制について大切なことをお話しします。

時制には単純時制と完了時制があります。単純時制は時間の帯の[すべての点]で、完了時制は点と点の間の[時間の幅]のことです。完了時制はすべて[二つの単純時制と単純時制の間]の出来事を示す[時間の幅]であることをまずは意識してください。

 

例を挙げましょう:

I taste something. 〔何かを味わう〕

これは現在のある[点]のできごとです。

I tasted something. 〔何かを味わった〕

これは過去の[点]でのできごとです。

では、They had wasted so much time before you finally showed up.というのはどうでしょう。[彼らが待ち始めたとき]から[あなたがようやく姿を見せたとき]までの「過去から過去まで」の[時間の幅]が見えますか?これが過去完了時制です。古い過去を「大過去」という呼び方で習った方も多いのではないでしょうか。

この時制の感覚を意識することで、ぐっと把握しやすくなりますよ。

2)文型

文型を考えるときの鍵は、細かいことは脇において[動詞]とその動作の対象になる[目的語と補語]に注目するのがコツです。

 

動詞に自動詞と他動詞があります。そしてそれぞれに「完全動詞」不完全動詞」があります。この違いは「補語を取るかどうか」です。

 

○完全自動詞のsleepなら第一文型(S+V) I sleep.で充分、主語の様子を示す補語はありません。

 

○不完全自動詞becomeは、第二文型(S+V+C) I become rich.で、主語の様子を示す補語(C) richを取ります。

 

○第三文型(S+V+O) Bob met Mary.の他動詞metは目的語(O) Maryで、Maryの様子を示す補語(OC)を取らないから完全他動詞です。

 

○第四文型(S+V+IO+DO)Bob gave Mary a wedding ring.では、授与動詞gaveは間接目的語(IO)Maryと直接目的語(DO) a wedding ringを取ります。

 

○第五文型(S+V+O+OC) Bob made Mary his wifeでは、他動詞madeの目的語Mary のあとに目的挌補語(OC) his wifeを取るから不完全他動詞というわけです。

 

文型をしっかりと理解すること、もっと言うと各文型を構成する動詞を把握することで、文章の流れがすぐに分かります。文法の最初に文型を習うということは理にかなっているのですね。


3)修飾と被修飾の関係

英文法の三つ目の勘どころです。ざっくり言えば、「英文法では飾り飾られるの関係は三種類しかない」と考えてください。次の例を見てください。

1) a gorgeous book

2) a  book on the table

3) a  book my father gave me

イタリックの部分が形容詞、形容詞句、形容詞節の順にbookを修飾している状況です。日本語にすれば何と云うこともない内容ですが、学校ではこれら三つの[修飾語/句/節]が別単元で教えられています。

とくに3)形容詞節については、関係代名詞などの絡みで大袈裟(おおげさ)に扱われますが、これは三つまとめて勉強すれば簡単です。

 

1)-2)-3)をまとめて[飾り飾られるの関係]を意識することで、英文法はより分かりやすくなります。この三つのパターンが組み合わさって英語の文章は書かれているからです。

結び

ここでお話ししたことは、英文法の骨子の一番重要な部分です。ここを理解した上で、英文法の完全制覇へと向かってください。