2018年11月5日

【TOEIC勉強法】TOEICリーディングの勉強法

はじめに・・・ TOEICを受けようとも言う人ならば大学受験を経験した人も多いのではないでしょうか。私は東大を受験する子供の家庭教師をしたことがありますが、その子でさえも長文問題集をうまく活用していなかったのを知り、「多くの人が勉強のやり方を知らないのだ」ということに気づいたのです。せっかく良い参考書などを持っていても勉強法が正しくなければ、全て持ち腐れ。今回は「効果を出す勉強法」について解説します。

(1)STEP1:まずは速読


まずはリーディングの勉強をするとき、精読から始めるのではなく、自分の限界スピードで速読してください。もちろん理解できるスピードで、です。辞書を使わず(あるいは使っている暇もない)速読をしてください。速読をしてみると、「後から時間をかけて読み返せばわかったのに」ということが多々ありますが、まずはそこを気にせず取り掛かりましょう。意味が取り切れなかった原因は、「単語を知らないから読めない」のか「構文が取れないのか読めない」のかが大半ですが、それぞれの対応は後に述べます。

 

(2)STEP2:問題を解く


さて「できる限りの速読」を終えたら、出来るだけ素早く問題を解いてください。私は電車の中で問題を解いて降りる駅までにこれくらいの問題の量なら解けるだろうというのを見計らって焦って解いていたものです。この「厳しい時間感覚で解く」というのはTOEICでも同じことです。時間はタイトに設定されており、さっさと解かねばならないですからね。

 

(3)STEP3:答え合わせ

問題を解いたら直ちに答え合わせ。間違っていた問題に対しては正答を示されて理解できたかを意識しましょう。解答を読んで理解できるなら問題はありません。理解できないならもう一度その問題を解きなおしてみましょう。それでも理解できないならば、それは仕方ありません。次のステップへ。

 

(4)STEP4:精読


さて、ここまできてやっと「ゆっくり落ち着いて読む」ことを行います。この段階で辞書を使ってもらって構いません。

辞書を使って単語を理解することで文章が理解できるなら、「単語力が足りずに理解できなかった」ということになります。この場合は長文に取り掛かる前に、まずはボキャブラリーを増やす学習に時間を充てて下さい。単語はところどころわからない程度であるならば、単語のせいで全体の構文を見失うことなどめったにあるものではないのです。

 

単語は分からない所もあったが、構文がまるで分からないというならば、それもまた長文をやっている場合ではありません。さっさと文法をやりましょう。文法は数が限られています。勘違いをしてはいけないですが、文法というのは構文力そのものです。イディオムなどは文法ではありませんよ。あれは語法というのです。文法をやりこめばきっと読めるようになります。

単語も構文も調べれば分かるけれど、時間がタイトすぎて理解が追いついていなかったというならば、それは速読力の問題ですね。長文に多く触れていきましょう。

 

(5)「読解」は本当にリーディング力で困っている人は少ない


「長文読解が苦手」と言う人は多いですが、このように突き詰めていくと「単語を知らない」「文法を知らない」というだけの人が大半です。単語力を身に着け、自分が普段読解するようなレベルの文章で、単語が分からないから読めないということを無くし、文法をきっちりこなせば精読すれば必ず読めるようになります。実に当たり前ですが、これができていない人が多いのです。もちろんTOEICで高得点を取る人でも専門書などを読んだりするときは単語が分からないから理解できないということはあります。これって日本語の本でも同じではありませんか?

 

(6)演習材料の紹介

以上の演習を行うのはTOEICの過去問でも構いませんし、過去に使い慣れた大学受験の参考書でもよい演習になると思います。TOEICレベルの長文を出す大学で解きごたえがあるのは東大だと思っています。なぜなら東大はTOEICを始め、英語資格試験に近い試験を作ろうとしているからです。単語も難しすぎる単語は極力出さないし、「出たとしても正答に導く過程には必要のないものである」と東大の出題委員が公言しているので、とても良い演習になるでしょう。赤本を受験生のように手にとって解いてみると高校生に戻ったようで面白いかもしれませんよ!?

◆おわりに・・・

今回は初学者に向けて、長文読解の勉強法について解説しました。リーディングの勉強法はいたってシンプルです。単語力をある程度身に着け、文法を理解すればあとは大量に読み込んで速読ができるようにするだけのことなのです。レベルが上がっていけば単語力や、極めて不規則な文法知識(例えば、古い小説などをよむと古英語の文法が出てきますが、これは今とは違うので調べないとわからない)はその都度仕入れればいいと思います。がんばりましょう。