2018年11月7日

【TOEIC勉強法】TOEICリーディングに欠かせない速読の方法

TOEICを意識してリーディングの勉強をする場合に必要となるとな、一にも二にも『速読』です。つまり文章を素早く読みこなす力をつけることが何より大切です。与えられた時間をフルに使うためにも、速く読んでも意味がつかめる能力を身につけることが先決です。


■TOEICに必要なのは、精読ではなく速読


そもそも読書とは、その作品の筋を読み取り意味を理解することが目的ですから、ときには二度三度と読み返して内容を味わうことも必要です。むしろ精読の境地で読んでこそ作品が生きるわけです。ですがTOEIC対策となれば話が違います。素早く読んで四択のなかから正解を選ばなければならない。それには、そんなのんびりした読み方では役に立ちません。速読という特技が必要です。

 

英語圏にも速読というジャンルはあって、Rapid Reading とかSpeed Readingとして定着しています。実は筆者はアメリカで教科書を大量に読まなければならなかったため、Rapid Readingを覚えました。今でもデータ中心の書きものを読む時は習慣的にそうしています。その方法をご紹介しますので、ぜひあなたの速読対策にお役立てください。

 

■速読の方法 その1

1)まず、さほど難しくない数ページの文章を選び、タイマーを用意します。最初は日頃普通に読むスピードで理解しながら読み、次のページに移ると同時にタイマーを押し、1ページを読む時間を確認します。

 

2)次に所要時間を半分に設定します。意識して速めに読み、時間が来たら「読み切ってなくても」ページをめくって読み進め、ページごとにタイマーを押し直します。これを繰り返して、半分の時間でどれほどの情報がつかめたか確かめます。

 

筆者の経験では最初の数回は大変なストレスが掛かりますが、何度か繰り返すうちに短時間で得られる情報が驚くほど増えるのが分かりました。「だいぶ時間内に読めるようになった」と感じたらさらに設定時間を縮め、意識的に多量の読書をこなしました。もちろん速読はデータ中心の資料を読むときだけで、物語を愉しんで読むためには、コーヒーカップを片手にゆったり読むのです。

 

■速読のコツは「切りながら読む」事


いくら速読とはいえ、単語だけを慌てて拾うのではとても内容を理解する事はできません。TOEICの穴埋めに備えるには、文章の「穴場」を見つける必要がありますから、読みながら勘どころで「切りながら読む」ことが肝心です。

 

■文型を意識して予測を立てる

文章の意味をつかむには文型の知識は不可欠です。例えば、「述語動詞が切れ目ならそこまでが主部だから、それを頭にどんな文型が来るか予測しながら動詞を見る」「授与動詞であれば、二つの目的語をあらかじめ予測しながら読み進む」というわけです。

 

不思議なもので、速読が進むと読みながら「動詞が浮いて見える」ものです。関係代名詞が引っ張る節がどこまでか、瞬時に見えてくる。ちょうど日本語の文章を速読するときに「漢字を拾い読み」して大意を取るなどがあるように、英語でも「キーワード」を頼りに読むことがあります。

 

■リーディングの勉強にオススメの教材



TOEICのリーディングでは時事的な内容もたくさんありますから、練習の材料には新聞記事が最高です。ネット上にはそのような記事が洪水のように溢れていますから、材料に不足はありません。ほどほどの記事をコピペしてA4で五ページほどの速読用の資料を作ります。これを使ってタイマーで前述の練習をしてみましょう。内容を変えたセットをいくつか作っておくと、目先が変わって面白いかもしれません。

 

■まとめ

読書は速さを競うものではありません。上でお話しした方法は、TOEICという「内容を素早く把握する」ことを求める特殊な環境での対応策です。ですが面白いことに、Rapid Readingという技術は、日頃の読書にも充分活用できる知恵ですからぜひ習得を目指してください。