2018年4月6日

【名画で学ぶ英語フレーズ】「オデッセイ」(原題:The Martian)2015年

名画の中から使えるフレーズをピックアップして、細かくご紹介いたします。初回の今回の映画は、「オデッセイ」(原題:The Martian)。誰もが知っている「but」ですが、「しかし」以外の、よくネイティブが使う意味があるのをご存知でしたか?

「オデッセイ」(原題:The Martian)2015年

●STORY
マット・デイモン演じるマーク・ワトニーは、火星探査ミッションの宇宙飛行士。ミッション途中のトラブルにより、たった一人火星に取り残されてしまう。命がけで地球への帰還を叶えるべく、持てる知識と技術を総動員してワトニーは孤軍奮闘する。NASAや仲間のクルーたち、そして地球上のすべての人々が彼の帰還を応援するが・・・。最後まで目が離せない、宇宙を舞台にしたスリリングかつ壮大な冒険スペクタクル。

●英語のレベル:★★☆ 技術的な専門用語ももちろん多いが、表現がシンプルで、割と聞き取りやすい。

●PICK UP 表現1
NASA長官が、記者会見で火星ミッション中止について発表するシーン
By 6:45, the storm had escalated to “severe,” and we had no choice but to abort the mission.”
6:45には、嵐(のレベル)が「危険」にまで上昇したため、ミッションを中止せざるを得なくなった

★ここでは、have no choice but to do~の表現に注目!
choiceは「選択すること」「選択肢」の意味なので、have no choiceで選択肢が他にない、ということ。

例)choiceの使い方
You made a right choice.(あなたは正しい選択をした)

★このあとのbutが重要!

butはいろいろな使われ方がありますが、ここではbutに続くもの以外~ない、ということになります。
had no choice but to abort the missionはミッションの中止以外の選択肢はなかった=ミッションを中止せざるを得なかった、という意味になります。(部分否定の一種)

同じような例文を見てみましょう。

例)We have no choice but to follow his order.(彼の命令に従う他はなかった。)
He thinks nothing but business.(彼は仕事以外のことは考えない=彼は仕事のことしか考えない)
but以下が強調されて、~する以外ない、~する他ない、~しか~ない、といった訳になります。

butは中学生ですぐに習う単語ですが、「しかし」以外に様々な使い方があり、会話の中にもよく出てくるので、ぜひ覚えておきたいですね。