2018年4月10日

【TOEIC勉強法】英語スピーキング力向上のコツと使えるフレーズ学習法 関口雄太TOEIC850点

「スピーキングは難しい」、「発音に自信がない」というのは、多くの日本人の共通の悩みだと思います。まずは、自分のスピーキングに自信を持つことが大切です。今回は、スピーキングに自信がつく具体的な練習方法をご紹介します。

 

英語スピーキング力向上のコツと使えるフレーズを覚える学習法

「学校で習った英語や英文はできるけど、スピーキングは難しい」というのは、多くの日本人の共通の悩みだと思います。私はちょっとしたコツを見つけたら、英語のスピーキングの苦手意識はすぐになくなりました。

スピーキングのコツは「英語に自信を持つこと」と「毎日の練習をできるだけ欠かさないこと」です。私は日常的に、頭に浮かんだことを英語にしたり英語でしゃべり続けていたら試験のスコアもアップしました。話す相手がいなくても、独り言を録音して聞き返すだけでもOKです。

「スピーキング試験と日常英会話は違う」という意見も当然あるでしょう。実際、スピーキングのテストでは論理的で文法的に正しく、高尚な英単語を使用することで高い評価を獲得できます。日常英会話の場合は断片的な英文法でも会話をできますし、英単語を並べるだけでも意味が通じる場合もあります。ですが私の場合、スピーキング試験がうまくいかない理由は「英語を話す機会が少ないことからくる、英会話アレルギー」でした。

つまり、英語をアウトプットすることに慣れていないために、英語で声を発することができなかったのです。この問題は私に限らず、英語でしゃべる機会が限定的な日本に住んでいる人には共通の課題でしょう。

自信が持てない根本原因について確認して、具体的な対策を打っていきましょう。

【スピーキングに自信を持つなら発音のトレーニング】

「インド人はインド英語を堂々としゃべっているから、日本人もカタカナ英語でしゃべればいい」という話をする英会話講師は少なくありません。

たしかに日本人らしい英語に自信を持てればよいですが、根拠のない自信は簡単にやってきません。それに、根拠のない自信は「カタカナ英語で話せばいいんだから英語の発音なんて学ぶ必要はない」という極端な考え方に陥ってしまう危険もあります。

きちんとした発音を身につけてこそ、本当の意味でスピーキングに自信を持てるので、具体的に英語の発音を身につける訓練方法を確認していきましょう。

練習法1:発音記号でルールを覚える

私自身、英語の正しい発音ルールを身につけるとスピーキングの自信はグッと上がりました。

英語には「発音記号」と呼ばれる発音のルールが決まっています。中学入学時に、まず最初に習いましたよね。“R”“L”など文字ごとに正式な音があり、その上で方言・なまりと言ったいわゆる「アクセント」があります。

例えば、日本人が苦手とする“Right”“Road”に出てくる“R”の発音があります。巻き舌でごまかしながら発音する人が多いですが、「舌の位置」を覚えるだけで正式な発音に近づきます。“L”“R”の違いも含めて、正式な発音を身につけておくと発音の区別できるようになるのでリスニングスキル向上にもつながります。基本的なパターンだけ覚えておけば日常生活やスピーキング試験で使う英語の発音は網羅できるので、発音記号は繰り返し声に出して暗記しましょう。母音、子音、二重母音を覚えるだけでも劇的な変化を体験できます。

練習法2:英語の口をつくる

発音記号で英語の音に関する知識をつけることと並行して、英語特有の口の形を体に染みこませましょう。私はこれで、大分話すことに慣れました。

日本語の母音は「あいうえお」ですが、英語でも“A/I/U/E/O”が母音に当たります。ですが、同じ”A”でも種類がいくつかあります。例えば、“Cat”“Cut”は同じ“A”の発音ですが、異なる種類の“A”で発音します。

発音記号の知識を身につければ、それぞれの“A”の音を区別できるようになりリスニング力もぐっと上がります。さらに、口の形や息のスピードを練習することで「正しい発音」が身についてきます。日本語の「あ」と似ている音もありますが、基本的には英語と日本語の母音は発音方法がまったく異なるので、注意が必要です。

「口の形」と「息のスピード」を意識して、繰り返し声に出すことで、知識だけでなく、実践としての英語スピーキング力が身につきます。

練習法3:フレーズを覚える

私の場合、発音記号を覚えて、口の形と息のスピードが身についたら「英語のスピーキングの基礎は十分」と判断して、フレーズを覚えることにしました。ネイティブスピーカーのフレーズやイントネーションを、そのままマネする練習がとても効果的です。

例えば、映画の1シーンで使用される英語のフレーズを一度正しく聞いた後に毎日繰り返すなどして、英語ならではの音のリズムを体にしみこませます。私の場合は『ハリー・ポッターと賢者の石』を50回以上観て、気になるフレーズが使用される場面は何度も観ながらマネしました。

好きな映画の1シーンを、1日少なくとも30回は繰り返すと効果的です。繰り返していくうちに、英語特有のイントネーションやリズム感覚が少しずつ身についていきますよ。また、空いた時間で英語のラジオを聞くのも手軽な上に効果的でした。英語学習でよく批判される「聞き流し」ですが、目的によっては効果があると思います。

英語のフレーズを暗記したり、流暢にしゃべったりするためには聞き流し以外の訓練が必要です。ですが、英語のリズムや雰囲気を身につけるには聞き流しは効果的です。BBCCNNなどの英語音声を耳にしていると苦手意識も和らいでくるので、ヒマな時間に英語を聞き流すのもオススメです。

空き時間を利用したり腰を据えて映画を観ながら練習をしたり。ご自身の最適な勉強法を探してみてくださいね。

【まとめ:スピーキングは自信を持つことから始めよう】

英語のスピーキングが上達する第一歩は「自分の英語に自信を持つこと」です。「日本人らしいカタカナ英語でしゃべればいいじゃないか」とアドバイスする人もいますが、英語らしい発音を身につけた方が「自分は英語を流暢にしゃべっているんだ」という自覚が生まれ、自信につながります。

ここで紹介した具体的なスピーキング訓練の手順を踏んで、基礎的なスピーキングスキルを養いましょう。毎日つづけるだけで、3カ月後には変化を実感できるようになります。

スピーキングの試験でよい結果を残すためにも、まずは自信を持つための訓練から始めてみましょう。