2018年4月12日

【TOEIC勉強法】リスニング力の鍛え方 藤井由紀TOEIC820点

「ネイティブの話す英語が聞き取れるようになりたい」けど、何から始めたら良いか分からない。そんな人は多いのではないでしょうか。今回は、英語の聴解力=listening complehension の鍛え方をご紹介します。

英語の聴解力=listening complehension はどういう学習法によって向上させることができるのでしょうか?

■英文読書量を増やそう

「ネイティブの話す英語を聞き取れるようになりたい」と思う人は多いと思いますが、まず最初に知っておかなければならないのは、「英文を読んで理解できない人が、その英文を聴いただけで理解できることはない」ということ。日本語の勉強に置き換えて考えると、当然だと分かりますよね。

つまり、“英語が聴き取れない”という人のほとんどは、英文読書量が圧倒的に不足しているのです。このような人がリスニング力を伸ばすのに必要なことは、

1)英文読書量を確実に増やす

2)毎日できるだけ長い時間、英語の音声に耳を傾ける

この二つを同時に行うことです。リスニングが強い人は、Ipod shuffleなど軽量・大容量の再生装置を使って、毎日常にネイティブが話す英語を聴いているような生活をしています。それも何年間もです。通学通勤の時間、散歩の時間、ジムで汗を流している時間、昼休みの時間、料理している時間、風呂の時間…こういった時間を無駄に浪費せず、常に英語の漬けにすることはヒアリング上達への近道です。


■やっぱりしっかり辞書を引く癖をつけよう

かなり以前ですが、“辞書を引く時間が無駄だから辞書なんか引かないで、どんどん読んだほうがよい”という趣旨の英語学習本がベストセラーになったことがありました。私は中学生の頃からライトハウス英和辞典を愛用しているのですが、“ライトハウスを使っている人はいつまで経っても英語が使い物にならない”という本も出版されています。果たして、本当にそうなのでしょうか。

実際、英和辞書を引いて英語を学習することの是非は、プロの間でも意見が分かれますし、「いちいち辞書で調べるのは手間だ」という意見もよく分かります。しかしやっぱり英語は外国語。辞書はなるべくこまめに引いて、正しい意味をきちんと理解した方が理解が深まります。辞書をひく癖が英文読解力を伸ばし、ひいては英語の聴解力につながるのです。また一時ブームになった英英辞典ですが、中級以下の人が使うことは賛成できませんので、まずは日本語でしっかりと意味を理解しましょう。

ただ辞書をあえて引かないで、大量に英文を読むトレーニングも、継続して行えばかなり実力がつきます。辞書を引く時と引かない時でめりはりをつけましょう。


■NHK英語講座は英語学習の王道

英語の上級者は他人の英語学習法に惑わされず、自分の信じる方法をとればよいと思いますが、そうでない人、入門~中級のはじめくらいの人なら、迷わずNHKのラジオ英語講座をフル活用しましょう。私はラジオ派でしたが、テレビ派の人はそちらでもいいでしょう。NHKの英語講座の長所は、すべての番組に外国人講師が出演して、たった15~20分の時間内にふんだんにネイティブスピーカーの発音を聴かせてくれる点です。

今は毎日ラジオを聞けなくても、インターネットから1か月分をダウンロード教材で買うことができますし、別売CDよりも安いです。「febe」というオーディオブック専門書店をのぞいてみてください。

私はMp3でダウンロードした1か月分のダイアローグをipod に入れてつねに携帯して、ウォーキングの最中などに聴いています。


■同じ録音を何度も何度も聴こう

NHKの英語講座でも他のお気に入りのドラマや映画などでも、「同じ音声をそれこそCDが擦り切れるくらい」まで“聴き込む”ことも大事です。この時のポイントは、きちんと後から英文が確認できること。

まず最初は何も見ずに「聞き取る」ことだけに集中します。何回も何回も同じ音声を聴いていると、次第に聴き取れる箇所と聴き取れない箇所がクリアになってきます。そして“もうこれ以上はどうしても聴き取れない!”と思ったら、その録音を書き取り(ディクテーション)、テキストに載っている英文と照らし合わせます。聴き取れなかった&間違えていた箇所があなたの弱点ですので、次はそこを重点的に聞いてください。これをまた何十回も繰り返すことで、確実にリスニング力が上がっていきますよ。